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壁内の凍結破損による給水管水漏れ修理|ルート是正まで行った根本改善工事

凍結破損による給水管からの水漏れ修繕およびルート是正工事

① 施工紹介

登別市美園町にて、
「壁の中で凍結破損した配管から水漏れしている」とのご相談を受け、緊急対応いたしました。

調査の結果、単なる凍結破損修理ではなく、
給水管ルートそのものを見直す必要がある施工となりました。


② ご相談内容

  • 壁内から水漏れ音がする
  • 冬に凍結した可能性がある
  • 早急に止水してほしい
  • 再発しないようにしてほしい

③ 現地調査・原因分析

初回調査時には
浴室へ向かう給水管からの漏水のように見えました。

しかし、施工当日に再度確認したところ、調査時に確認できた場所からの水漏れが確認できず、さらに調査を進めていくと

実際の漏水箇所は2階トイレへの給水管

であることが判明しました。

さらに確認すると、

  • 断熱材未施工

→凍結リスクが断熱材使用時に比べて上がります。

  • 外壁側ギリギリの配管ルート

→外気による冷え込みが外壁側のほうが強いため凍結リスクが高くなる傾向があります。

  • メンテナンス性が悪い特殊施工

→なにかあったときに費用・時間がかかる可能性があります。

  • 外気影響を強く受ける構造

  • 様々な材料の配管を使用していることによる電蝕懸念

→錆が通常より発生します。

  • ねずみがかじったとみられる損傷

凍結リスクが非常に高い状態でした。


④ 修理方針の決定

破損部のみの修理では
再凍結の可能性が高いと判断。

そのため、

✔ 使用可能な既存管のみ活用
→費用を抑えます。

✔ 給水ルート変更
→凍結リスクの低減、メンテナンス性向上を図ります。

✔ 分岐再構築
→いままで通り水道を使えるようにします。

✔ 凍結対策強化
→既存配管には断熱材未使用であったため、断熱材を適切に巻き、凍結対策に努めます。

✔ 適切な配管の選定と使用による電蝕リスクの低減
→既存の様々な配管を使用はメンテナンス性の低下につながり、さらに電蝕を起こしている懸念があったため、適切な配管・接手の選定/設計で施工し、電蝕リスクの低減を図ります。

を行う方針へ転換しました。


⑤ 施工前状態

給水管凍結破損による水漏れ修理および配管ルート是正工事施工前写真
  • 外壁側に寄った危険な配管配置
  • 断熱材未施工

    →凍結しやすい構造になってしまっているため、同じ配管ルートでの修理は再度凍結を引き起こすリスクが高いと判断。また、鉄骨が邪魔をしてメンテナンス性の低下につながっているため、メンテナンス性向上という名目でも配管ルートを是正する必要があると判断。

⑥ 施工内容

給水管凍結破損による水漏れ修理および配管ルート是正工事施工中写真

■ 配管再構築

  • 使用可能な銅管を切断
  • チーズで分岐再構築
  • 2階トイレ・浴室・洗濯機へ給水可能な構成へ

■ ルート変更

  • トイレ床を一部開口
  • 外壁側を避け、家中側へルート変更

■ 材料選定

トイレ側はポリブデン管へ変更。

理由:

  • 壁が近くロウ付けリスクが高かった
  • コスト抑制
  • 安全性確保

■ 凍結対策

  • 断熱材を確実に巻き付け
  • 冷気影響を最小限化

■ 電蝕対策

  • 異種間接続・接触による電蝕懸念があったため適切な配管・接手の組み合わせ選定と使用

⑦ 施工後状態

給水管凍結破損による水漏れ修理および配管ルート是正工事施工後写真
  • 漏水完全解消
  • ルート改善
  • 凍結リスク低減
  • メンテナンス性向上
  • 電蝕リスクの低減

🔥⑧ 当社ならではの施工ポイント

◆ 誤診をしない再調査力

現地調査時とは違った状況になってしまうことがたまにあります。ですので、施工当日もしっかり再確認し、漏水箇所を正確に特定してから作業を行います。

お客様に無駄なお時間を割かせない・費用を削減することにつながります。

◆破損部だけ直さない判断力

凍結原因となるルートまで是正。

◆ 材料選定の柔軟性

お客様のご要望に合わせて材料選定からなるべく費用を抑えつつ安全な配管設計をします。今回は銅管とポリブデン管を状況で使い分けることにより費用を抑えつつ適切な配管ルート設計と火災リスクの回避に努めました。

◆ 施工安全重視

施工において懸念されるリスクに対して安全を最優先した施工内容を選定します。今回は、銅管接続時のロウ付けによる火災リスクが懸念されたためポリブデン管を部分的に使用することで回避しました。

◆ 地域特化の凍結対策

地域によって若干異なる気候風土があります。若干の差でも大きな違いが生まれることが経験上しばしばあります。当社は地元室蘭にて長年経験を積んできた職人がより室蘭・登別の気候を考慮した断熱施工を行います。

◆ 将来メンテナンス性を考慮

外壁側にあり、鉄骨が邪魔をしてメンテナンスしにくい配管ルートになっていたため、凍結予防とメンテナンス面を考慮した配管ルートに変更することで、次回修理時も触りやすい構成に設計・施工しました。

◆ 配管に関する豊富な知識と経験

今回あった電蝕懸念箇所が多数ありましたが、配管に関する知識が乏しいと異種間接続・接触によって故障リスクが上がってしまいます。

電蝕とは、材料の組み合わせによって化学反応が起き、錆が通常より発生しやすい状態になることを指します。この錆が悪さをし、水の出が悪くなったり、混合栓が故障してしまうリスクが上がってしまいます。

安く直したはいいがのちのちもっと高くついてしまうという現場をよく見ます。注意してください。


💧漏水減免について

今回は山水(山から流れる水)をご使用のため
減免申請は行いませんでした。

しかし通常は、
当社は室蘭市・登別市・札幌市の指定給水装置工事事業者のため、
凍結破損による大量漏水の場合、減免申請サポートが可能です。

🧊 こんな症状はありませんか?

  • 壁の中から水漏れ音がする
  • 冬になると配管が凍結する
  • 給水管が破裂した
  • 外壁側の配管が心配
  • 水道代が急に高くなった
  • 凍結後に水圧が弱くなった

🧊 凍結破損はなぜ起こるのか?

登別市・室蘭市の冬は
−10℃以下になる日もあり、外壁側配管は特に凍結リスクが高くなります。

凍結が起きやすい条件

条件凍結リスク
外壁側配管
断熱材なし非常に高
使用頻度が低い
夜間無暖房

❄ 凍結破損を防ぐためのポイント

  • 外壁側を避けた配管設計
  • 適切な断熱施工
  • 不要な露出配管を減らす
  • 長期未使用時の水抜き

📍対応エリア

登別市・室蘭市・白老町・伊達市・苫小牧市ほか


📞 お問い合わせ導線

凍結による給水管破裂・水漏れは
放置すると二次被害につながります。

まずはご相談ください。