OBSERVE / RECORD / VERIFY

見えない漏水は、証拠を重ねて見つける。

メーターの動き、設備の状態、配管経路を照合し、原因を決めつけずに診断します。

  1. 01観察
  2. 02記録
  3. 03照合

技術者の診断手順を、現場の一次記録とともに解説します。

診断の考え方を読む
水道メーターのパイロットを確認し、指針の動きを記録する技術者

設備の状態を、現場の一次情報から丁寧に確認します。

FIRST CHECK / BEFORE DIAGNOSIS

まず確認してほしい 3つのこと

修理を呼ぶ前に、家中の水を止めた状態でメーターの動きを確認します。

台所の蛇口、正常なタンク式トイレ、洗濯機用水栓の3か所

家中の水を止める

蛇口・トイレ・洗濯機・屋外水栓を止めます。

水道メーターの小さなパイロットを確認する様子

パイロットを数分見る

小さなパイロットが動き続けるか確認します。

スマートフォンで水道メーターの動きを動画撮影する様子

動画を撮って残す

メーター全体とパイロットの動きを短く記録します。

CAUSE LIBRARY / SIX EVIDENCE FILES

メーターが回る原因は 1つではありません

同じメーターの動きでも、原因は設備・接続部・隠れた配管で異なります。現場では痕跡を比べて候補を絞ります。

トイレタンク内部で少量の水が流れ続けている状態

トイレタンク

ボールタップやフロート弁から、気づきにくい少量の水が流れ続けることがあります。

止水栓の接続部に生じた小さな水滴

蛇口・止水栓

パッキンや接続部からの滴下・にじみを確認します。

北海道の屋内給湯器につながる給水・給湯配管の接続部

給湯器まわり

給水・給湯配管の接続部や逃し弁まわりを確認します。

床下配管の継手まわりに残る湿り

床下配管

継手まわりの湿りや、床下に残る小さな水跡を確認します。

壁の点検口から確認できる給水配管と湿りの跡

壁内配管

点検口、壁のシミ、配管表面の湿りから候補を探します。

掘削して確認した地中配管と屋外水栓の接続部

地中・屋外配管

埋設管・屋外水栓と、その周囲に続く湿りを確認します。

FIELD INVESTIGATION / EVIDENCE SEQUENCE

漏水調査で切り分ける順番

見る・止める・比べる。確認結果を一つずつ記録し、原因範囲を絞ります。

水道メーターの指示値を点検記録へ記入する漏水調査
水道メーターのパイロットと指示値を確認する様子
OBSERVE

メーター確認

パイロットの動きと指示値を確認し、基準値として記録します。

トイレ脇の止水栓を閉めて屋内設備を切り分ける様子
ISOLATE

屋内設備を止水

トイレ・洗濯機・各水栓の止水栓を閉め、変化を比べます。

北海道の屋内給湯器につながる配管接続部
COMPARE

給湯側を確認

給湯機まわりの給水・給湯配管と接続部の状態を確認します。

積雪期の北海道住宅にある屋外水栓
COMPARE

屋外水栓を確認

不凍水栓や散水栓、屋外配管の状態に異常がないか比較します。

床下配管の継手と周囲の湿りを確認する様子
VERIFY

床下・壁内を確認

床下や点検口から配管経路を確認し、湿りや水跡を検証します。

平面図とメーター記録をまとめた漏水調査結果
REPORT

調査結果を説明

確認結果と想定ルートをまとめ、原因範囲と次の対応をご説明します。

症状 → 確認 → 比較 → 結果説明を、一続きで記録します。 調査方法を見る
INVESTIGATION METHOD / SIX EVIDENCE TYPES

漏水調査の方法

目視・音・圧力・湿り・系統ごとの止水を組み合わせ、見えない漏水の候補を絞ります。

水道メーターと屋内給湯設備につながる六系統の配管マニホールド

目視確認

メーター、バルブ、配管接合部の滴や変色を確認します。

ライトで水道メーターと配管接合部を目視確認する様子

聴音確認

聴音センサーで配管やバルブの微かな漏水音を確認します。

配管のバルブへ聴音センサーを当てて確認する様子

圧力確認

圧力計を接続し、止水時の圧力変化を確認します。

配管に圧力計を接続して圧力変化を確認する様子
水分計で壁際の湿りを測定する様子

湿り・シミ確認

水分計で壁や床の含水率を測り、水跡やシミを照合します。

配管系統のバルブを順に止水して変化を比較する様子

系統ごとの止水

屋内・給湯・屋外を順に止水し、メーターの変化を比較します。

床下配管の継手を確認する様子積雪期の屋外水栓を確認する様子

床下・屋外確認

点検口、床下、屋外配管や地中立上りの周辺を確認します。

一つの結果で断定せず、複数の証拠を照合します。必要な範囲を説明してから確認します。調査結果の見方へ
CONTACT DECISION / WHO TO CALL

水道局に連絡するケース・業者に相談するケース

道路側・メーター本体・宅内側で連絡先が変わります。判断に迷う場合は、現地状況から確認先を整理します。

どこで水が出ていますか?
住宅敷地外の道路縁石付近から水が出ている状況
道路・敷地外
水道局へ確認
メーターボックス内の水道メーター本体
メーター本体
水道局へ確認
自治体ごとに確認
屋内給湯設備につながる宅内側配管の接続部から水滴が落ちる状況
メーターより宅内側
専門業者へ相談

水道局へ確認

  • 道路や敷地外から水が出ている
  • メーター本体の破損や異常が疑われる
  • 検針、漏水減額、制度の条件を確認したい

専門業者へ相談

  • メーターより宅内側で漏水が疑われる
  • 床下・壁内・屋外配管の候補を調べたい
  • 修理、再発防止、写真記録まで相談したい
REPAIR RECORD / CHRONOLOGY

漏水減額に備える記録

発見時の状況から修理後の確認まで、同じ出来事を一続きの記録として残します。

制度の対象・必要書類・申請期限は自治体ごとに異なります。
屋内の止水栓を閉めて安全を確保する手元
00

安全確保

水が止まらない場合は、記録より止水を優先します。

検針票
使用を止めた屋内水栓発見時の水道メーターとパイロット
01

発見・使用停止

日時・使用停止の状態・メーターの動きを記録します。

短い動画
屋内石油給湯設備の配管接続部から水滴が落ちる修理前の状態
02

修理前

漏れている位置と周辺状態を、同じ向きで撮影します。

修理前写真
専門技術者が配管継手を交換している作業中の記録確認結果と配管経路をまとめた作業記録
03

修理・報告

修理箇所・方法・施工日・施工者を確認します。

作業報告書領収書
新しい継手へ交換され乾いた修理後の配管接続部通水後に停止を確認する水道メーター
04

修理後

通水後の状態・メーター停止・再漏水の有無を確認します。

修理後写真
TECHNICAL FAQ / METER BEHAVIOR

技術FAQ

メーターの種類・動き方・見えている水・季節条件に分けて整理します。

一つの症状だけで漏水箇所や管理区分は断定できません。

Q1

受信器しか見当たりません。漏水確認できますか?

結論
機種により、受信器だけでは判断できません。
次に確認
本体メーターの位置・型式・自治体案内
Q2

パイロットが断続的に動く場合も漏水ですか?

結論
トイレ補水や自動機器の通水でも動きます。
次に確認
全ての使用を止め、時間を変えて観察
Q3

ゆっくり回る場合も漏水ですか?

結論
少量通水の可能性はありますが、速度だけで原因や量は断定できません。
次に確認
動いた時間と使用機器を記録
青い蓋を開いた水道メーターと隣に置かれた受信器
TYPE / 種類MOTION / 動きVISIBLE WATER / 見える水WINTER / 冬の症状
Q4

メーターは止まるのに、ボックス内に水があります。

結論
雨水・融雪水・地下水・結露なども候補です。
次に確認
天候・水位変化・メーター前後を確認
Q5

冬だけ地面やメーターボックスが濡れます。

結論
融雪水と凍結破損の両方を区別する必要があります。
次に確認
気温・発生時刻・解凍前後を記録
Q6

メーターが止まっていれば漏水はありませんか?

結論
その時点で通水が確認できないだけです。
次に確認
断続症状・排水・結露・雨水を切り分け
ARTICLE COLOPHON / REVIEWED · DOCUMENTED · CITED

監修者・制作方法・一次資料

現場で用いる確認手順を、自治体の公式情報と照合しています。

症状だけで断定できない範囲と、安全上の注意まで技術者が確認しています。

REVIEWED BY / 監修
水道メーターを確認しながら点検内容を記録する技術者の手元

技術確認責任者

西島 信康

住まいる設備工業株式会社

最終技術確認 

METHOD / 制作方法
  1. 01現場で用いる確認手順を整理
  2. 02自治体公式情報と内容を照合
  3. 03安全性と断定範囲を最終確認

事実・推測・自治体差を分けて記述しています。

SOURCES / 主な一次資料

制度・窓口は各自治体の最新情報を優先してください。

一次資料と自治体窓口を確認する
記事内容に関する訂正・更新は、技術確認後に履歴へ記録します。
CONTENT INDEX / PURPOSE ROUTE

目的別の関連ページ案内

必要な情報だけを、役割の異なる3ページへ整理しています。

RECORD 01PHOTO ARCHIVE ▸
FIELD NOTE
水道メーターのパイロットを指しながら確認内容を記録する様子
RECORD 01 / TECHNICAL GUIDE

確認方法・技術解説

掲載:確認手順・原因候補・切り分け掲載しない:料金表・地域訴求

技術ガイドを読む
RECORD 02PHOTO ARCHIVE ▸
FIELD NOTE
屋内配管へ聴音機器を当てて漏水調査を行う技術者
RECORD 02 / SERVICE & PRICE

漏水調査の対応範囲・料金

掲載:調査範囲・方法・料金・依頼方法掲載しない:長い原因解説・都市制度

サービス案内を見る
RECORD 03PHOTO ARCHIVE ▸
FIELD NOTE
北海道の雪の住宅街と自治体への確認資料
RECORD 03 / LOCAL GUIDE

各都市の制度・地域相談

掲載:対応地域・自治体制度・相談先掲載しない:全国共通の長い技術解説

地域別ページを探す
一つの検索意図に、一つの中心ページ。
CALM CONSULTATION / NEXT STEP

確認できた範囲から、
状況を一緒に整理します

すべての水栓を閉めてもメーターが回り続ける場合は、漏水の可能性があります。
無理に設備へ触れず、分かる範囲をお知らせください。

利用者が水道メーターを撮影し技術者が確認箇所を示す様子
CONSULTATION BRIEFすべて揃っていなくても大丈夫です
  1. 01すべての水栓を閉めたときの動き
  2. 02メーター表示・パイロットの写真
  3. 03濡れ・音・水道料金など気になること

確認できた内容から、次に確認すべき場所を整理します。

確認内容をまとめて相談する

相談フォームへ進みます

止水できない、漏水が広がっている場合は、安全を優先してください。

COST FACTORS

調査費用・修理費用が変わる理由

漏水箇所が見えるか、床下・壁内・地中か、掘削や開口が必要かで作業範囲が変わります。見積時に、調査・修理・再発防止を分けて説明します。

01

調査だけで済む

トイレや止水栓など、原因がすぐ分かる場合は作業範囲が小さくなります。

02

床下・壁内の確認

点検口、壁際、床下の状況確認が必要な場合は調査範囲が広がります。

03

地中配管の確認

屋外や埋設配管では、地面の状況や配管経路の確認が必要です。

04

配管材質

金属管、樹脂管、古い継手など、材質によって補修方法が変わります。

05

掘削・開口の有無

地中や壁内で修理が必要な場合、復旧範囲まで含めて説明します。

06

修理後の確認

メーター停止、通水、漏れの再確認、写真記録まで行います。

同じ「メーターが回る」でも、必要な作業は現場で変わります。
当社では、原因候補、調査範囲、修理が必要な範囲を分けてご説明します。
PHOTO CONSULTATION

写真・動画で送ってほしい箇所

メーターの動きと周辺の状態が分かると、漏水箇所の候補を整理しやすくなります。無理に床下へ入らず、撮れる範囲で大丈夫です。

  • メーター動画
  • メーターボックス全体
  • トイレタンク
  • 給湯器まわり
  • 床・壁のシミ
  • 床下点検口
  • 屋外水栓
  • 検針票
水道メーターの動画や漏水箇所の写真を送る相談イメージ

    現在の状態

    STEP 01 / 03

    いま、どの状態に近いですか?

    正確に分からなくても、最も近いものを選んでください。

    原因の入力は不要です写真は最後に任意で追加できます
    相談前の確認に戻る
    STEP 02 市町村・お名前・電話番号STEP 03 内容確認・送信
    返信先の入力

    STEP 02 / 03

    ご連絡先をお知らせください

    長い住所や原因説明は不要です。町名以降はご連絡時に確認します。

    確認できた内容を整理して折り返します。

    メールでの返信も希望する場合のみ入力してください。

    入力内容の確認

    STEP 03 / 03

    この内容でお間違いありませんか?

    送信前にいつでも前の入力へ戻れます。

    状態
    お名前
    市町村
    電話番号
    メール
    未入力

    原因を説明する必要はありません。分かる範囲だけで大丈夫です。

    写真なしでも送信できます。

    jpg・jpeg・png・gif、5MB以下

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