水漏れ

公開日

水道料金が急に上がったときの原因チェックリスト

監修者 西島信康

この記事の監修者

西島 信康(にしじま のぶやす)住まいる設備工業株式会社・技術確認

  • 給水装置工事主任技術者
  • 給水装置工事配管技能者
  • 第二種電気工事士
  • 一級配管技能士
  • 二級管工事施工管理技士
  • 北海道排水設備工事責任技術者

給排水・給湯・暖房設備の現場条件を確認し、安全性と使い勝手を踏まえて判断。現場経験にもとづき記事内容を監修しています。

使い方を変えた覚えがないのに水道料金が急に高くなったときは、最初に検針票の「使用水量(m³)」を確認しましょう。請求額だけが上がったのか、実際の使用水量も増えているのかによって、調べる内容が変わります。この記事では、検針票の確認、水道メーターによる漏水チェック、トイレや見えない配管の点検、漏水時の初動、料金減免の注意点まで順番に解説します。

1

検針票のm³を比較

今回と前回・前年同月の「使用水量(m³)」を比べ、検針期間も確認します。

2

水を使わず
メーター確認

家中の水を使っていない状態で、メーターのパイロットを1分ほど確認します。

3

動いていれば相談

水を使っていないのに動く場合は、漏水の可能性があります。指定給水装置工事事業者へ相談を。

検針票を確認する人と水道メーターのイラスト
目次
  1. 最初に請求額ではなく使用水量を比べましょう
  2. 使用水量が増えたときの原因チェックリスト
  3. 水道メーターで漏水を確認する方法
  4. パイロットが止まっていれば漏水ではありませんか?
  5. トイレの微漏れを確認しましょう
  6. 壁内・床下・地中漏水のサイン
  7. 漏水を見つけたときの初動
  8. 漏水した水道料金は減額・減免されますか?
  9. 業者に依頼するとどんな調査をしますか?
この記事に関するサービス: 水漏れ修理サービス

01最初に請求額ではなく使用水量を比べましょう

検針票で、今回の使用水量を前回・前年同月と比較します。あわせて、検針期間と、水道料金・下水道使用料の内訳も確認してください。使用水量があまり変わっていないのに請求額だけが高い場合は、料金改定、基本料金や減額制度の変更、請求期間、以前の未精算額などが影響している可能性があります。内容が分からないときは、お住まいの水道部局の料金窓口へ確認しましょう。

チェックのポイント前回・前年同月より使用水量が増えている場合は、生活上の変化と漏水の有無を確認します。

02使用水量が増えたときの原因チェックリスト

実際の使用水量が増えていたら、まず生活上の変化を振り返ります。思い当たる使用増がなければ、漏水の有無を確認します。

  • 家族の増加、来客、在宅時間の増加
  • 入浴、シャワー、洗濯の回数増加
  • 庭への散水、洗車、屋外水栓の使用
  • 水回り工事、タンクや設備への給水
  • 蛇口、トイレ、給湯設備からの漏水
  • 壁内、床下、屋外、地中配管からの漏水
  • 凍結で配管に生じた亀裂からの漏水

03水道メーターで漏水を確認する方法

水道を使っていない状態でメーターのパイロットや流量表示が動いていれば、メーターから建物側のどこかで漏水している可能性があります。

  1. 家中の蛇口とシャワーを閉める
  2. トイレのタンクへの給水が終わるまで待つ
  3. 洗濯機、食器洗い機、自動湯張りなどが停止していることを確認する
  4. パイロット、またはデジタル式の流量表示を1分ほど観察する
  5. 水を使っていないのに動いていたら、指定給水装置工事事業者へ相談する

04パイロットが止まっていれば漏水ではありませんか?

パイロットが止まっていても、一定時間だけ流れる間欠的な漏水は見逃すことがあります。時間を空けて再確認し、検針票の使用量が増え続けている場合は専門業者へ相談してください。固い元栓や不凍栓を無理に回したり、配管系統を分からないまま操作したりするのは避けましょう。

05トイレの微漏れを確認しましょう

トイレは、音がほとんどしない漏水が続くことがあります。使用していないのに便器内の水面が揺れる、便器の内側に細い水の筋が流れる、タンクから「チョロチョロ」と音がする、タンクへの給水が何度も始まる場合は注意が必要です。原因として、フロート弁の外れや摩耗、鎖の絡まり、弁座に挟まった異物、ボールタップの不具合、オーバーフローなどが考えられます。機種によって構造や部品が異なるため、原因を確認せずに部品を交換しないことが重要です。

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水まわり・住宅設備の症状は自己判断が難しいものも多くあります。気になる場合はお気軽にご相談ください。現地調査・お見積りは無料です。

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06壁内・床下・地中漏水のサイン

次の症状は見えない漏水の可能性を示しますが、それだけで漏水を断定することはできません。複数の症状がある場合や、メーターが動いている場合は調査をご検討ください。

  • 壁紙や床の一部がいつも湿っている・シミやふくらみがある
  • 水を使っていないのに配管付近から音がする
  • 家全体または一部の水圧が以前より弱い
  • 特定の部屋だけ湿度が高い・カビ臭い
  • お湯を使っていないのに給湯器が作動することがある
  • 雨が降っていないのに敷地の一部が濡れている
  • 冬に敷地の一部だけ雪解けが早い

07漏水を見つけたときの初動

注意

安全に操作できる場合だけ、漏れている設備の止水栓を閉めます。大量に漏れている場合は、無理のない範囲で建物の元栓を閉めてください。メーター表示、漏水箇所、濡れた範囲を写真で残し、検針票と直近の請求書を保管します。賃貸住宅や集合住宅では、修理を手配する前に管理会社や所有者へ連絡しましょう。道路やメーターボックス周辺から水が湧いている場合は、修理区分が異なることがあるため水道部局へ連絡してください。

08漏水した水道料金は減額・減免されますか?

漏水した水量も、原則としてメーターで計量された分は請求対象です。ただし、事情や漏水箇所によって一部減額・減免される場合があります。登別市には漏水時の減免規定があり、苫小牧市も事情によって減額される場合があります。白老町では、町指定業者以外で修理した場合は漏水減免の対象になりません。室蘭市・伊達市を含め、適用条件、対象となる漏水、必要書類、申請期限は自治体ごとに異なります。修理前または修理後速やかに、お住まいの水道部局へ確認してください。修理前後の写真や修理内容の記録も保管しておきましょう。

09業者に依頼するとどんな調査をしますか?

専門業者は、メーターの動き、器具ごとの止水、トイレ・給湯配管・屋外水栓の確認、配管音の調査などを組み合わせて漏水箇所を絞り込みます。音聴棒は調査方法の一つですが、配管材、漏水量、地面の状態によっては漏水音だけで特定できません。必要に応じて追加調査や部分的な開口・掘削を検討します。当社では、調査方法、修理範囲、費用、追加調査の可能性を作業前にご説明し、ご了承いただいてから着工します。

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